パスワードは記憶するもの

日記、コスメとか展示とか、そういうの。

2018-01-01から1年間の記事一覧

タイトルにしたのに

パスワードを忘れた。 しばらくログインできないあいだ、あれもこれも次のネタにしようと記憶にとどめておいたはずが、それも全部忘れた。 こうやってそもそもブログをやっていたことすら忘れていくのだから、完全に向いてないのかもしれない。 でもやっぱり…

朱と青紅葉(奈良の記憶❷-Interlude)

料金を払い、お礼を言ってタクシーを降りると、自販機とトイレが目の前にあった。 奈良に到着してからというもの、ただここへ来ることだけを考えて慌てて電車にタクシーに飛び乗って来たので、トイレに寄って少し落ち着いてからお詣りしようと奥の個室へ入る…

朱と青紅葉(奈良の記憶❷-ⅰ)

雲行きがあやしい。 京都に着いた時は薄陽が射していたのに、奈良に降り立つと空が真っ暗だった。 とにかくお腹が空いていたし、どのみち雨なら今日と明日のスケジュールでもゆっくり組み直そうと、旧奈良駅舎のスタバへ入る。 サンドイッチをあたためてもら…

雨音と鹿(奈良の記憶❶)

目がさめると、まだ朝食も始まらないほど早い時間だった。 基本的に寝ているとき以外はねむたい性分なので、しばらく布団にくるまったまま目蕩んでいたが、やわらかな雨音に誘われて起き出し、窓辺に寄った。 建てられた当時のままの木枠の硝子窓を上げ、近…

寝ても寝ても目が覚めない

歩いていても、パソコンと向き合っていても、上司に話しかけられていても眠いとにかく眠い。 電話を取っても、昼休憩に入っても眠い。 永遠に眠い。

恥ずかしがらずにかじりつく。

顔より大きいピザのピースが2つ運ばれて来たときにはぎょっとした。 食べてみると、クリスピーでおいしい。 とにかくジャンクな味、しかし結局2ピース食べ切ってももたれなかったのは素材の良さだろう。 炭酸のきいたピンクレモネードとピザと、ファストフ…

音も吸い込んでしまうほどの

帰り道、街灯のまわりにチラつく雪がきれいと見つけては写真を撮り、 まっさらな駐車場を見つけては足跡をつけ、 そんなことをして歩いていたら最寄りの駅から家まで1時間以上かかってしまった。 シン、とした世界でひとり、遠慮なくシャッター音を響かせ、…

華やかな毒。

CHANELのRouge Allure VelvetのNight Fall。 深紅だけど上品、でもどこか毒を感じさせる色。 パッと明るい表情に、知的な色気=奥行きを与えてくれる(と、思っている)今一番手放せない赤リップ。 シャネル ルージュアリュール ヴェルヴェット 品番:63 ナイ…

指先にテンション

気づいたら1週間が終わっていた。 最初の一日二日は、年末に処理しきれなかった分を片付けるのに必死でほとんど記憶がない。 三日目ぐらいにしてようやく今年の仕事ができるようになり、四日目から本当にいつものペースで業務を行うことができるようになっ…

記憶、香り

iPhoneをランダム再生にして放置していると、ときどきとんでもなく懐かしい曲がとんでもない記憶とともに流れ込んでくることがある。 そんな記憶は大抵とんでもない感情を呼び起こすから、油断しているとどうにもならないところまで気持ちが落ちていく。その…

という、妄想。

来客のベルが鳴ったので、応対のためロビーに出た。 見たことのある顔立ちの男性が、微笑みながらわたしの名前を口にする。 ハテ、見たことはあるが面識はない。 首を傾げたがそれもそのはず、目の前に立つその人は今をときめくイケメン俳優だからだ。 液晶…

どこまでもついてくる月のような

ピアスをしていると、たまにコツンコツンとイヤホンとピアスがぶつかる音がする。 ずっとぶつかっているわけではないし、おでかけ以外でピアスなどつけないから、あまり気にもならない。 7以降イヤホンジャックがなくなってしまい、ワイヤレスのイヤホンはも…

堕落

ババ・オ・ラム。 ラム漬けのサバランが、ラムで満たされたお皿にのって運ばれてきた瞬間、この世の堕落の極みだと思った。 堕落の食べ物大賞2018。

¡start!

年が明けて、新しいことをしたくなった。 土星だかの影響でここ数年いいことがなかったから、今年はステキな年にしたくて、もともと文章を書くのは好きだからブログでもやろうと何となく思い立った。 のは、今回が初めてではない。 これまでも何度かブログを…